正反対恋愛【完結】

校内で絶大な人気を誇っている銀に集まる視線。


地味で空気のような存在のあたしを背負っていることもあり、周りから痛い程の視線が注ぎこまれた。


「……何あの女」


「なんか生意気」


その視線は悪意に満ちていて思わず銀の背中に隠れようと顔を埋める。


そうすると、銀の体から甘い香水の匂いが鼻をくすぐって胸がキュンっと高鳴った。


「ちょっと!何で銀くんにくっ付いてんの?!」


すると、一人の女が銀とあたしの前に立ち塞がった。