正反対恋愛【完結】

「佐奈またあとでねぇ~!」


おぶられて顔を真っ赤にしているあたしに満面の笑みで手を振る真理子。


真理子のおせっかい!


あたしの恋路を応援してくれるのは物凄く嬉しいし心強い。


ただね、消極的で奥手で恋愛経験のないあたしにとってこういう状況は初めてで。


「ちゃんと掴まってろよ?」


……ハァ。


こんなことになるならダイエットしておけばよかった。


あたしは銀の首元に腕を回し、コクコクと頷いた。