正反対恋愛【完結】

「歩けないほど痛いのか?」


「ううん。大したことないから心配しないで?―――っ!!」


銀に心配をかけたくない。


その一心で無理矢理立ち上がろうとすると、右足首に激しい痛みが走った。


「銀くん、あたし次の種目もでなきゃいけないの。悪いんだけど佐奈を保健室まで連れて行ってあげて?」


「あぁ、分かった。佐奈、立てるか?」


真理子って……次の種目でる予定あったっけ?


不思議に思いながらふと真理子に視線を移すと、真理子はニヤッと意味深な表情を浮かべていた。