正反対恋愛【完結】

「ハァハァ……」


たった50mという短い距離を走るだけなのに、息が上がり呼吸が苦しい。


「佐奈、転ばないで走れたね?」


何とかゴールし終え真理子があたしに微笑みかけた瞬間、あたしはその場にうずくまり右足首を両手で覆った。


「……佐奈?どうしたの?」


「……足が痛くて……」