「佐奈、遅い~!もう始まってるよ!!」
「ごめんね!ハチマキなかなか見つからなくて」
あたしが校庭に着いた頃、ちょうど一レース目の選手が走り終えたところだった。
「早く結ばなきゃ」
持っていたてぬぐいを急いで互いの足に縛りつけようとする真理子。
でもあたしは思わずそれを制止した。
「待って!あたし今日右側でもいい?」
「えぇ?!今更左右入れ替わったら、練習した意味ないでしょ?」
「そうだよね……」
階段から落ちた際捻ってしまったであろう右足首は今も激痛が走っていて。
その右足を固定され、激痛に耐えながら走れるかな……。
「分かった。替わろう」
不安から曇っていくあたしの表情に気付いた真理子は、すぐに左側に移動してくれた。
「ごめんね!ハチマキなかなか見つからなくて」
あたしが校庭に着いた頃、ちょうど一レース目の選手が走り終えたところだった。
「早く結ばなきゃ」
持っていたてぬぐいを急いで互いの足に縛りつけようとする真理子。
でもあたしは思わずそれを制止した。
「待って!あたし今日右側でもいい?」
「えぇ?!今更左右入れ替わったら、練習した意味ないでしょ?」
「そうだよね……」
階段から落ちた際捻ってしまったであろう右足首は今も激痛が走っていて。
その右足を固定され、激痛に耐えながら走れるかな……。
「分かった。替わろう」
不安から曇っていくあたしの表情に気付いた真理子は、すぐに左側に移動してくれた。



