わたしはずっと控え室の片隅で静かに立っていた。

アシスタントたるもの座ってはいけないのだ。



入り時間になり、控え室はダンサーさんの香水の香りでいっぱいになる。

ダンサーさんといえども、みんなきれいな人ばかり。


光はこんなきれいな人たちに囲まれて暮らしているんだな・・・。



胸の奥のほうがキュンとなった。