金山先輩との電話の後、わたしはスケジュール帳を開いた。
今月のスケジュール帳は、先週まではほぼ真っ白。
入った仕事は、1・2・3・・・たった5つ。
でも、今週からは、月・火・水・金・土って週5回も入ってる。
真っ白なスケジュール帳が、少しずつ文字で埋められていく快感。
そうそう、フクちゃんにメールしよっと。
「こんばんは
愛名です。
ついにヘアメイクの仕事をもらいました。
撮影や映像ではないけど
ブライダルのお仕事です。
がんばってきます。
フクちゃんもがんばってね」
さて、送信・・・
と、思った矢先、私はキャンセルのボタンを押した。
「がんばってね」だなんて、いえる立場じゃなかった。
フクちゃんは、わたしと違って、ちゃんと独りでも仕事している芸能人なんだもん。
慌てて、メールの文章を削除して、わたしは自分からフクちゃんに連絡を取るのは控えることにした。
今月のスケジュール帳は、先週まではほぼ真っ白。
入った仕事は、1・2・3・・・たった5つ。
でも、今週からは、月・火・水・金・土って週5回も入ってる。
真っ白なスケジュール帳が、少しずつ文字で埋められていく快感。
そうそう、フクちゃんにメールしよっと。
「こんばんは
愛名です。
ついにヘアメイクの仕事をもらいました。
撮影や映像ではないけど
ブライダルのお仕事です。
がんばってきます。
フクちゃんもがんばってね」
さて、送信・・・
と、思った矢先、私はキャンセルのボタンを押した。
「がんばってね」だなんて、いえる立場じゃなかった。
フクちゃんは、わたしと違って、ちゃんと独りでも仕事している芸能人なんだもん。
慌てて、メールの文章を削除して、わたしは自分からフクちゃんに連絡を取るのは控えることにした。


