……じゃなくて! 「顔知られてるじゃん!!」 「は? 霧本葉月はダサ子なのにか?」 『は?』ってちょっと怖いよ、お父様~ というか… 「知っていたんだ…」 お父様には知られたくなかったんだけど… 勿論、お兄様達にも。 でもお母様に… 『その顔で言ったら、変なのがよって来るよ。』って言われ。 地毛だけど、前髪を長く伸ばして顔を隠し。 分厚いメガネをかけて… 服はあえて流行には乗らずに。 そんなダサい恰好でこれまでやってきていた。