『ごめんね、あお高校入ってからあたしに何も言ってくれないし相談もしてくれない。だから今回のこともあたしに一言も言ってくれなくてショックだったの』 あたしは一呼吸置いて言った。 『あたしがあおをそんな目で見るわけないでしょう?あおはあおだよ』 「…うん。ありがと、ちぃ」 葵は中学のときみたいな笑顔で笑ってくれた。