sakura-君と出逢えて-





わたしが海外研修に行くからって、ゆずみたいに事故にあうわけじゃない。


死ぬわけじゃないんだよ?



辛い過去だってのは分かる。


分かるけど……ここまで頑なに拒否されるとわたしだって、どうしても反発したくもなる。



半分はわたし意地なのかもしれない。




「春のおばさんを説得させるのは難しいんじゃね? ってお袋は言ってたけど……」


「……分かってるよ」



それは一番身に染みてること。


でも……わたしにだって夢はある。


だから……分かってもらわなきゃいけないんだ。



わたしの為にもお母さんの為にも……。