「全く。あなた達あたしを忘れてない?」 ……………そういえば。 奈美さんがいるではありませんか。 すっかり忘れた……なんて言ったら…… 明日雷落ちるね、自分に。 ………間違いない……… 「桜、」 「は……はぃ……」 「もう、気にしなくていいのよ?」 ……え。 奈美から発せられた言葉は予想外だった。 「これ。」 奈美から差し出されたのは一枚の手紙。 ……海外からだ。 差出人:Serina セリナ!!!?