都内の予備校に入塾後、

わたしは、

全生徒対象の入塾テストを受験しました。

目的は、ずばり、

学力別クラス編成のための

学力判定試験でした。

科目は一教科のみ。

すばり。



えいご




なのでした。



英語一科目だけのために、

試験時間は、2時間半。

点数は、250点満点。




わたしは、全校2000人中、


60番の成績でした。


わたしの所属することになったクラス。

それは、

私大文系のなかでも難関大学を目指す、

通称、

「ナマズ大学特進爆裂壮絶クラス」なる

全3クラスの、一番上でした。

そして、高校生のときに通っていた、

わずか6名での六畳間の和室の塾とは異なり、

所属人員、200人。

大クラス、なのでした。



そして、恐ろしいことに、

学籍番号は、

この、入塾テストの結果を受けての、

学力順、なのでした。


わたしの学籍番号の末尾三桁は、

もちろん、

「----260」。



そして、

この末尾が

「----201」

そのお方こそ、

この校舎、全2000人中の


トップ


つまり、宝塚における、

トップスターと同じ位置づけという訳なのです。