自分はそんな言葉残して置きながら、ついでにいじめっ子みたいな笑みを残しておいてさ。


なーに、サラッと自分の部屋に行ってくれちゃってんのよ。


そんでもって、あたしもあっさり空き部屋指さしちゃってるし。


あーもう、なんなのホントに。
なんなの。このペース乱されてる感じは!


とりあえず、翔には要注意だ。


こんな調子で明日からどうするんだあたし。


そんな心配をしながらも、体は勝手にお皿洗いをしているあたしにびっくりだよ。


まー、なんとかなるか。


なんて、お得意の考え放棄をしたあたしが。


事の大きさに気付くのは大分先のこと。