――ピッ。 味噌汁があったまるまでにテレビを付ければ、ズーム〇ンの羽〇さんがニュースを読みあげてるところだった。 時刻は6時20分。 んー、我ながら手際が良いな。 「やっぱ、朝はご飯でしょ」 一人で呟きながら、あっという間に朝食をたいらげた。 あとは、歯を磨いて、身支度をすれば完璧だ。 毎日、決まった事の繰り返し。人はこの繰り返しに嫌気がさすらしいけど。 あたしは、この平凡さが堪らなくスキ。