あたしは間違ってないよね?
なにか怒らせるような事、言ったっけ?
謝るべきなのかな…?
でも、なんて謝ればいいのかわかんないし…。
なんて考えてると、必然的に部屋の中は静まり返るワケで。
気まずすぎるよ…。
とうとう耐えきれなくなったあたしは立ち上がろうと手すりに手をかけた瞬間だった。
「だぁ~!上手く説明できねーわ!」
さっきまで、黙り込んでいたはずの坂倉くんが突然叫びだした。
なんなのっ?!
今度は、何が起きたのー?
「えと、なんかその……ごめんね?」
もうワケがわからない、坂倉くんには謝っておこう。
