「朝ご飯を食べにいこうか、梓」

確かにお腹減ってきたかもと思って、立とうとしたら恭平にお姫様抱っこをされていた。



誰もいないからいいけど、なにすんだ―!!

男が男にお姫様抱っこされるって、俺惨めだな



「降ろせよ、恭平!
恥ずかしいじゃんかぁ!!」
恭平の腕の中で暴れるながら言った。


恭平は、ニヤリと笑って

「なら、落とそうか?」


かと、言われた。

落とされるのは、嫌だから暴れるのを止めて恭平の首に腕絡ませた。


恭平は、ざまーみろ!みたいな視線でフッと鼻で笑いやがった!!

恭平、今完全に俺を馬鹿にさたな?


許さねぇ、絶対いつか見返してやるッ!!