俺はあの後、死ねずに家へと帰り、眠った。 朝になり目が覚めても、あの日出会った少女の声が耳に残り、響く。 "結局死ねないじゃない。 君には死ぬ勇気なんて無い‥ 君はただの‥臆病者" 「俺はっ―――」 臆病者なんかじゃない チガウ 臆病者じゃない ホントウハ 俺は‥‥ オレハ‥ 臆病者なんかじゃない… "臆病者"ナンダ…