――――― ――― 「あのっ、永岡くん!!これ読んでください!」 「あ??」 ..朝っぱらから めんどくせぇ..。 上履きに履き替えようと 下駄箱に手をかけると いきなり目の前にハートの柄の封筒をつきだされた。 「絶対読んでくださいねっ///」 「あ?..あぁ..」 強引に俺の手に手紙を持たせると 女たちは顔を赤らめて 「きゃぁきゃぁ」と騒ぎながらパタパタと去っていく。