宗太に連れていかれる俺と悠哉。 近くで見た香椎心芽はやっぱ可愛かった。 俺は興味がない素振りを見せた。 ..っていぅよりもマジマジと目線をあわせられなかったから。 宗太と言葉を交わしてペコッとお辞儀をする心芽。 動きまで 小動物みてーだな。 それからこの時 ようやく俺は香椎心芽の瞳の中に写ることができたんだ。 こっちを見る顔が 愛しいものを発見したかのようで 心芽は目を合わせても ぽーっとしてた。