香椎心芽を 眺める楽しみを奪われ不機嫌な俺は 渋々、席を立ち上がった。 「きゃぁっ!永岡くんっっ!!!」 「これ受け取って~。」 黄色い声の中に 仕方なく入った俺は目の前のことはそっちのけで 心芽のことばかり考えてた。