「実紅!聞いて!」

み「なになに?」

まだ、実紅しか来ていない。

最近実紅は、来るのが早くなった。

ウチの予想だと、清水くんと毎朝登校するため。

ってか、絶対そう。

「あのね、一緒に登校しちゃった!!!」

み「なに?もうそんなかんじ?」

「違うけど・・・あのさ今度あたしと藤宮で遊ぶ?んだ。実紅来れる?」

み「日にちによる。」

「いつかは、決まってないけど・・・。」

み「じゃあ、藤宮くんに聞いといて。あたしデートかもしんないし。」

「そっか。ってか・・・イヤミに聞こえんだけど・・・。」

み「ごめんごめん。あ、じゃあ、あたしは愁のとこ行くね。」

「はいはーい!」

らぶらぶだな・・・。

てか、さつきもか。

「おっはよーう!」

と言ってきたのは、さつき。

その後ろには、野原くん。

「おはよーう!朝から元気だね。」

さ「だって、純希いるから・・・。」

野「なにいってんのかな?さつき。」

「あーのーさー!!いちゃつくなら・・・屋上とかで・・・やってくれない?」

さ「ごめんごめん。」

野「じゃあ、行こうぜ!!」

さ「うん❤」

もう、あたしの話きいてます??

はーああたしも欲しいな。彼氏。

最近つくづく思う。思うだけってつらいかもと・・・。

あたしも、思われたーーーい!!

なんて・・・ね。

そのときちょうど、梅ちゃんが来た。

「あ、梅ちゃん!おはよう!」

梅「おはよう。」