「なんだみんな同じじゃねえか」

斉藤が笑いながら言う。

だがしょうがない。

みんな特大高級ステーキが食いたいのだ。

「ドリンクバーの人?」

クボタが聞く。

みんな手を上げる。

全員だ。

みんな大爆笑だ。

店員も笑っていた。

注文を終え、みんながドリンクバーに行く。

「いよいよ明日だなあ」

クボタが斉藤に言った。

「ああ」

斉藤は遠くを見ながら答えた。