そしてあたしたちはイルミネーションの下でそっと唇を重ねた。 触れるだけの優しいキスだったけど…それだけで暖かかった。 あたしの心まで暖かくなったような気がした。 「莉紅…これからもずっと一緒だからな」 「うん…」 そして淳君はそう呟くとあたしをそっと抱き締めた。