そして目の前のこいつが口を開いた。




「お前…美味そうに食うな」




「えっ、そう?」




「あぁ、ご馳走さん」




目の前のこいつはそう言うと、ニッコリ笑ってリビングから出て行った。



なんだよ…あいつもちゃんと笑えるんじゃん。




怖いだけじゃなかったんだ。