「学校の王子様的存在って呼ばれてる俺が、赤の他人に裏の顔なんか見せられる訳ねぇだろ」 うっ…確かに…。 ていうか…仁君怖いんですけど…。 「そ…そうだよね?ごめんね?変なこと聞いて」 あたしはそう言って歩くスピードを少し早くした 「別に大丈夫だよ?あ、このこと誰にも言わないでね?」