!? 待て!! なんだこの状況!? 「うーん…熱はないみたいだね…」 莉紅の左手が俺のおでこから離れた。 「熱なんかねぇよ…」 俺はそう言って莉紅から視線を反らした。 俺ぜってぇ顔赤い…。 莉紅が目の前にいるんだもん…。