「莉紅?もうすぐ出口だぞ?」 「本当?…良かったぁ…マジ死ぬかと思った…」 あたしは淳君の腕にしがみついたまま言った。 淳君も、そんなあたしを見て呆れていた。 しかも余裕たっぷりの笑顔であたしを見てるし… どこまでムカつく奴なのよ!!