アシタのナミダ Tears Of Tomorrow.

「―――カレン」





それからショップをめぐってスタバでおしゃべりをして時間を潰した。





空が夜に変わる頃、まだ降り続く雨の中を一緒の傘に入って歩き出した。





カレンのカレシに会うために。





「ジュリ。置いてくよ」





カレンは濡れるのも気にしないで楽しそうに走っていく。





私は逆らえずにネオンの森へ歩き出す。