「いーい!?
2人とも!」

「はい…」

「…」

「今後いっさい
勝手にあたしの
部屋に入らないでよ!」

「はーい…」



2人とも、
あたしが一発
蹴りを入れた
背中をさすって
しおれている。





「な、なあ杏!
そういえばお前
部活は何にすんだ?」



話題を変えるように
星也さんが明るく話す。



「うーん…
やっぱあたしは
バスケがいいなあ」

「おっ!まじ!?
じゃあオレも
真面目に部活
行こうかな~♪」



最初から
真面目にいけよ…。