「ちょっとパパ!」

「ん?おかえり杏~」



あたしと星也さんは
授業が終わり次第
急いで帰ってきて

パパに問いただした。



「今日婚約者とか
ゆう人がいたんだけど!
どーゆうこと!?」

「あ~この人のこと?」

「そう、この
不思議少年の…
ッて!??」



パパが指差す先には
あぐらをかいて

サブとゲームをしている
あの不思議少年がいた。



「なんであいつが
ここにいんの!?
てゆーか誰!?
婚約者ッてなに!??」

「ッたく、うっせーな」

「むッ…」



不思議少年が
ゲームをやめて
こちらを向いた。