そのままあたしの唇に 星也さんの唇が重なる。 「んー! ちょっ、星也さん ここ普通の道端だよ!?」 「そんなんオレだって 知ってるよ。 お前が笑うの やめねえから 悪いんだろ」 「で、でもっ… 通行人もたくさん 通るんだし…」 「じゃ、人がいなきゃ いいんだな?」 「えっ、わっ…」 そしてあたしは 星也さんに引っ張られ 路地裏に入る。 と、同時にあたしの横に 星也さんの腕。