今までの杏を 思い出してるうちに、 オレの足は自然と 方向転換をしていた。 そして店に戻れば案の定。 いや、予想以上に 嫌な状況だった。 このやろう…。 どこの馬の骨かも わかんねえような奴が 杏に触ってんじゃねえよ。 怒りで燃え上がって 自分で自分がよく わかんなくなったオレは つい普通に杏と 公園行って ベンチ座って 自分家まで教えちまった。 だけどやっぱり 久しぶりに杏と しゃべれて嬉しくて。 ぶっちゃけオレは うかれていた。 でもそんな浮かれ気分も すぐに壊れることになる。