オレは杏のために 杏を避けることにした。 杏はオレなんかといても 幸せになれねえと わかったからだ。 正直杏を無視したり 避けたりすんのは すっげえ難しかった。 現実的にも精神的にも。 杏と関わらねえように 気をつけても、 杏の声が聞こえると 自然と振り向いてる オレがいる。 気づけば杏を 目で追っている オレがいる。 ついつい意識 しちまってる オレがいる。 そしてオレに無視された 杏の悲しそうな顔を 見るのが… 何より一番つらかった。