メガネ君はヤンキー君






紗弥さんの思いやりに
心があたたかくなる。





でもひとつ
気になることが。











「紗弥さん、それで…

星也さんは…??」



「それがあいつはまだ
行方不明なのよ。

あたしの友達が
あってるなら

一緒にいた柄の悪いやつ
ってのが関わってるん
だろうけど…」
















柄の悪い人。



覚えがないわけじゃ
なかった。








昨日あたしに
絡んできた人。



昨日はたいして
考えてなかったけど

あの人確かに
星也さんの名前を
呟いていた。





それに昨日の今日だ。





ないとは言い切れない。














「紗弥さん…。
あたし今日
部活休みます!」

「ちょっと杏!?」










あたしは当てもなく
学校を飛び出した。