メガネ君はヤンキー君




















…だけど次の日。



事件は起こった。











授業後、
バスケ部に行くため
体育館へ向かう。








そこへ珍しく慌てた
紗弥さんが走ってきた。










「杏!!
良かった。
無事だったんだ…」

「紗弥さん?
無事って何がですか?」





あたしが聞くと
紗弥さんは深刻な顔で
語り出す。









「それがね、
日向のやつが
昼休みに行方不明に
なっちゃってさ、

みんなで話してたら
あたしの友達が
校門で見たって言うのよ。



なんでも柄の悪い男と
険悪な雰囲気で
話してたみたいで、


そこに杏の名前が
聞こえたって言うから…





あたし杏に何か
あったのかと…」