"もう二度と… オレに関わるな!!" お風呂に浸かりながら 何度も星也さんの言葉が 頭にリピートする。 星也さんが 出て行ったのは… あたしのせい。 あたしは… 星也さんに 嫌われちゃったんだ。 でも、違う。 あたし…変だよね。 悲しいのは別に おかしくない。 だけど… いつもいつでも 星也さんのことを 考えてる。 和斗がいるのに。 和斗はいつもあたしを 助けてくれてる。 支えてくれてる。 なのにあたしは…。 あたしは湯船に沈んで ブクブクと泡をはいた。