メガネ君はヤンキー君






ガチャガチャと
器具を運びながら

ふと考える。







そういえば…

星也さんと初めて
ちゃんと話したのは
理科準備室だったなあ…。





あの時ちょっと
ドキドキしたっけ…。










「失礼しまーす…」





理科準備室には
誰もいない。








「なんだ…」








自然と呟く自分に


心のどこかで
もしかして…
と思っていた
自分に気づく。











ブンブンと首を振って
器具をしまうため
戸棚に向かった。