メガネ君はヤンキー君






「ほら何も
言えないんじゃない!
あたくし、
野蛮な危ない人と
関わりのある方と
同じクラスなんて
いやですわ。

ねえみなさん?
みなさんも
そう思いませんこと?」



湊さんがクラスの
みんなを見渡すと
みんな口をつぐむ。





だけど否定はしない。








そんな…。





「これでわかった?
あんたは和斗さまの
彼女はもちろん

このクラスの人間にも
相応しくないのよ!!

さっさと乱暴な
野蛮人たちのところに
帰ったらいかが?」







その言葉に
あたしの理性は
とんでいった。