「…目、そらすなよ」 「へっ…??」 「おれ言わなかった? 杏のこと大好きだって」 …ん? 「もしかして 酒のせいだと 思ってんの?」 「え、だって…違うの? てか、覚えてるの??」 「忘れるわけない」 一言いうと この前のように あたしの耳元で囁く。 「杏と、こやって くっつけた日のこと 忘れるわけない」 またいちいち 赤くなるあたし。