「来なさい。話がある」

「はい」

ベルナターシは、教師の顔を睨みつけると、いらだちを隠さない声で、そう返答した。

まだ半分以上中身の残っている器を、脇に押しやり、席を立つ。

ガタン、と、大きな音がした。