そして、「先生」はとんでもない事を言った。 「礼でも飯食べに行っか?」 驚きと期待が同時に込み上げた。 「先生」いいの? 私でいいの? 他に用事あるんじゃないの? 聞きたい事が口から出てこない。 魔法に掛けられたみたいに私の体は「先生」によって金縛りにあってしまう。 「はい・・・」 気が付いたら「先生」の助手席に座っていた。 ・