そのあと、私達は部活に行った。 惇先輩に今さしがの逢う事が出来ないから、恐る恐る下へ向かった。 「ね、香菜…。」 「ん?」 「未来ね、手紙の最後にさようならって書いたんだ。」 香菜は目を丸くする。 「だからきっと、お返しなんて来ないよね…。」 私は暗いオーラをブンブン出した。 「う~ん…。それは分かんないよ?その結果はまだ、誰も分からないんだからさ!」 「そ、そうだよね…。」 私はこの日のおかげで、少しは惇先輩に近づく事が出来たかな? って思った…。 自分も少しは成長したと思う。