恋戦(コイイクサ)

新堂くんとは、きっと顔を合わすことも殆どないだろう。


今までのように。


人を寄せ付けない彼。

そして変わることない私。


二人はそれぞれの線を辿り、そしてそのラインが交わることはない。


そう思っていたのに…。

二人が辿るはずだった平行線は

夏休みに入ったある日──


呆気なくその方向を変えた。