「うん!」 観覧車に乗り込んで、 向かい合わせで座った。 ガタン 動き出す観覧車。 しばらくしても、 かっちゃんは黙ったままだから、 「なんで、これに?」 あたしは質問をぶつけた。 「下、見て」 「え?」 かっちゃんに言われるままに、 観覧車から下を眺めた。 「.....うわぁ...」 キラキラと光る、 夜の海が遠くに見える。 視野いっぱいに広がる、 キラキラとした高層ビル。