「浅木田くーんっ!!」



担任の三神が俺に話しかける。



俺はめんどくさそうに答えた。



「…何スか。」



「秋坂さん知らないっ??」



今あいつの名前出すなよなーっ…。



「知りません。」



「あれーっ??さっきここにいた気がしたんだけど…。
んー…困ったわねぇ…。」



三神が俺を見つめる。



嫌な予感がする…。



「浅木田くん、秋坂さんにこれ渡しといてくれない??」





ほーらきた。