…にしても確かに哲の奴ベタベタしすぎやん。 哲は、あいつの肩とか頭に普通に触れていて、 ここから見ていると、まるで恋人同士みたいだった。 「…なんかムカつく。」 哲が狙った女にああいう態度をとるのはいつも通りやけど…。 なんか… 胸の奥??っていうんか?? 何でか知らんけど… モヤモヤすんねん。 俺は二人を見ていられなくなり、目を逸らす。