「…はぁっ…。」 あたしは取り合えず教室へと入る。 「…あれっ鈴音ちゃん?」 そこでは、哲が驚いた顔であたしを見ていた。 「哲っ…。」 「な、何で鈴音ちゃんがここにいんの!?」 …え…? 「俺……てっきりもう空港に行ったのかと……。」