鈴はそう言って笑った。






俺の大好きな笑顔で。






「鈴…。」






俺………






俺は気が付いたら鈴を抱きしめていた。




強く…強く。






「…俺、頑張るから。


 絶対夢叶えるから…。




   1年間だけ…待っててくれへんか…?」







「…うん。」






そう言って頷く鈴が愛しくて。





ずっと離したくない…。







そう思った。