「君は…大物になるよ…。
 私にはわかる。」



お、大物!?




「君が我が事務所に入ってくれれば、嬉しいんだが…。」



それって…



「オーディション、受かったってことですか…?」




「…もちろんだよ。」




「よ…よっしゃあ!!」



思わず口に出してしまい、あわてて口を閉じる。




「しかし…。条件がある。」