なんか最近あたしな、 勉強とかは分らんけど。 相変わらず阿保やけど。 剛が何考えてるんかはわかるようになったねん。 「自分のやりたい道、進めばええやん…?」 あたしは剛に優しく言った。 「……………っほんまお前は阿保やなっ…。」 剛はまたも呆れたようにため息をついた。